作成日:2010/11/04
【平成23年度 税制改正予定】配偶者控除見直しについて
子ども手当の財源確保について、政府税制調査会は配偶者控除の見直しについて検討を行っています。配偶者控除は、配偶者の所得が、38万円未満(給料収入の場合103万円未満)の場合、38万円の所得控除を受けることができるものです。
見直しの具体的内容は、配偶者控除適用に所得制限を導入するものです。現在、配偶者特別控除(配偶者の所得が38万円〜76万円未満までの場合、一定の所得控除がある)でも、1,000万円(給料収入の場合、1,231万円)の所得制限があり、それと同様に配偶者控除にも、1,000万円の所得制限を設ける方向で検討が行われています。
ただ、子ども手当の内容がまだ固まっていませんので、流動的です。
12月にまとめられる、平成23年度税制改正大綱に盛り込まれる予定となっています。
注)作成日現在の法令等に基づいて作成しております。
適用に当たっては、必ず税理士等の専門家にご相談ください。